2015年09月27日
SOG装備(頭部編)
最近、ブログご無沙汰ですが、履歴に『SOG、装備』とか『ナム戦、SOG、装備』で検索されてくる方が多いので、参考にならないかもしれませんがスタンダードなスタイルのSOG装備について記載しておきます。(連載予定)
まずは、『頭部編』
ナム戦における一般歩兵や海兵隊等ではスチールヘルメットの使用が定番ですが、偵察任務を主に行うSOGではハット系やバンダナ系が主流となります。(絶対にヘルメットは被らないという訳ではなく、空挺降下や基地防衛の際にはこの限りではなく、あくまでイメージ的にです。)
『ブーニーハット・ブッシュハット』
ハットは、官給品からローカルメイドまで様々ですし色もオリーブやブラック、各種迷彩と色々使われていますが官給、ローカルを問わずツバを短め(ショートブリム)にしたタイプが好まれたようです。
理由としては諸説ありますが、雨がツバに落ちる際の雨音を小さくする為の工夫というのが有力かと思いますが、現用の砂漠用ハットにも特殊部隊員用と呼ばれる物はツバが短い物が多い事から、ただ単に格好良いからかもしれません。(または、視界の広さ)
官給品(ショートブリム)
ERDL官給品(ショートブリム)
ローカルメイドタイプ(ブラック)
ローカルメイド(OD、裏がオレンジ布)
『三角巾』
ハットに並び多用されるのが三角巾です。鉢巻きのようなスタイルから海賊巻きまで様々ですが、一説では鉢巻きスタイルはブロンドの隊員は目立つ為、暗い色の髪の隊員に限られたそうです。
三角巾の海賊巻きについては海軍シールでの使用率が高いようですが、陸軍でも行われており、有名所では、『マットドック・シュライバー軍曹』がやっています。
三角巾の利点は有事の際の止血帯に使用出来る他、頭部の汗が目に入るのを防ぐ効果が有ります。
三角巾は頭に巻いて良し!首にも巻いて良し!で、しかもリーズナブルな良い小物です。
『キャップ』
実戦におけるキャップタイプの使用はあまり多くないようですが、基地内ではヤードに多くの使用者が確認出来ます。また、米兵の中にも黒いエアボーンインストラクター仕様のキャップを被る者が認められます。
これは、空挺学校の教官が着用するタイプで空挺記章と階級章を組合せた物が多く、空挺記章に至っては米軍の物から南べのHALO記章までが確認出来ます。
番外編
変わった所では、オーストラリア軍のブッシュハットを着用した者も居たようですが、これは物々交換で入手したのかSASRを意識してなのかは不明です。正規品でもツバの短いスタイリッシュな帽子です。
また、ソンタイレイダースでは全員がM51フィールドキャップを着用したようですが、これは服装統一による士気向上や一体感と誤射防止かと思われます。
風変わりな物と言えば、北ベトナム兵に偽装する為、捕獲した北ベトナムのサンハットを着用した隊員も確認出来ます。また、この北ベトナムサンハットについては当時日本の沖縄にあったCISOでも複製して支給されていたようです。
『オーストラリア軍ブッシュハット』
『ソンタイレイダースM51キャップ』
『北ベトナムサンハット』
SOGと大まかに捉えると、海軍のSEALや各LRRPも該当するのかもしれませんが、彼らは様々なスタイルのベレーも着用しています。
また、ハットの部類に入るかと思いますが、シールではフロッピースタイルの物やセーラーハットを黒染めしてツバを下ろした物も使用されたようです。
気が向いたら気ままに更新します。
まずは、『頭部編』
ナム戦における一般歩兵や海兵隊等ではスチールヘルメットの使用が定番ですが、偵察任務を主に行うSOGではハット系やバンダナ系が主流となります。(絶対にヘルメットは被らないという訳ではなく、空挺降下や基地防衛の際にはこの限りではなく、あくまでイメージ的にです。)
『ブーニーハット・ブッシュハット』
ハットは、官給品からローカルメイドまで様々ですし色もオリーブやブラック、各種迷彩と色々使われていますが官給、ローカルを問わずツバを短め(ショートブリム)にしたタイプが好まれたようです。
理由としては諸説ありますが、雨がツバに落ちる際の雨音を小さくする為の工夫というのが有力かと思いますが、現用の砂漠用ハットにも特殊部隊員用と呼ばれる物はツバが短い物が多い事から、ただ単に格好良いからかもしれません。(または、視界の広さ)
官給品(ショートブリム)
ERDL官給品(ショートブリム)
ローカルメイドタイプ(ブラック)
ローカルメイド(OD、裏がオレンジ布)
『三角巾』
ハットに並び多用されるのが三角巾です。鉢巻きのようなスタイルから海賊巻きまで様々ですが、一説では鉢巻きスタイルはブロンドの隊員は目立つ為、暗い色の髪の隊員に限られたそうです。
三角巾の海賊巻きについては海軍シールでの使用率が高いようですが、陸軍でも行われており、有名所では、『マットドック・シュライバー軍曹』がやっています。
三角巾の利点は有事の際の止血帯に使用出来る他、頭部の汗が目に入るのを防ぐ効果が有ります。
三角巾は頭に巻いて良し!首にも巻いて良し!で、しかもリーズナブルな良い小物です。
『キャップ』
実戦におけるキャップタイプの使用はあまり多くないようですが、基地内ではヤードに多くの使用者が確認出来ます。また、米兵の中にも黒いエアボーンインストラクター仕様のキャップを被る者が認められます。
これは、空挺学校の教官が着用するタイプで空挺記章と階級章を組合せた物が多く、空挺記章に至っては米軍の物から南べのHALO記章までが確認出来ます。
番外編
変わった所では、オーストラリア軍のブッシュハットを着用した者も居たようですが、これは物々交換で入手したのかSASRを意識してなのかは不明です。正規品でもツバの短いスタイリッシュな帽子です。
また、ソンタイレイダースでは全員がM51フィールドキャップを着用したようですが、これは服装統一による士気向上や一体感と誤射防止かと思われます。
風変わりな物と言えば、北ベトナム兵に偽装する為、捕獲した北ベトナムのサンハットを着用した隊員も確認出来ます。また、この北ベトナムサンハットについては当時日本の沖縄にあったCISOでも複製して支給されていたようです。
『オーストラリア軍ブッシュハット』
『ソンタイレイダースM51キャップ』
『北ベトナムサンハット』
SOGと大まかに捉えると、海軍のSEALや各LRRPも該当するのかもしれませんが、彼らは様々なスタイルのベレーも着用しています。
また、ハットの部類に入るかと思いますが、シールではフロッピースタイルの物やセーラーハットを黒染めしてツバを下ろした物も使用されたようです。
気が向いたら気ままに更新します。